2006年05月26日
遊べる遊技場②
「遊べる遊技場 ②」
今回も、前回と同様に今後のホールの新しい営業スタイル(高射幸性からの脱却)での新規顧客開拓をテーマに実際の店舗を視察した感想を。
雀 球「ドリームジャンベガスZ」(サミー)
都内の某店舗に、昔懐かしい「雀球」が導入(試験導入)されました。
早速どんな按配かその店舗にて試打してきました。
私の年代(ちなみに私は46歳ですが)の方は、雀球をおそらくご存知かと思いますが、基本的には遊び方に大きな変更はありません。(コインを投入すると稗パイが自動的に液晶画面上に配られることと、ビックゲームという400枚程度のメダル獲得が可能な役があるというところが大きな変更点)
300台前後の専門店で、1階~3階の3フロアー営業形態で、雀球は2階に15台設置されていました。(5月現在、半分に減台されてます) 試験導入ということなのでしょうか、チャイナドレスを着た女性が2人で配置されており、遊技方法をお客様説明していました。 稼動は、約7人(14:00現)ですから5割稼動程度。
1000円分のコイン(50枚)を借りとりあえず遊技を。
コイン3枚を投入しBETすると、まず、稗が配られます。(液晶画面に表示されます) この辺が昔の機械と違うところですね。 14稗配られるので不要稗を切ります。そうするとパチンコ玉が1個打ち出せることになります。(遊技方法の詳細は省きますが)
1000円分のコインを使いきるのに40分から1時間少々かかりました。(2000円やってみました) スロットやパチンコのようにギャンブル性を求めるのではなくて、どちらかというとゲームセンター的な時間消費を求める客層がメインターゲットとなるのでしょう。 上述したように約400枚獲得できる役はあるのですが、確率的にはかなり低いと思われますので、売上=利益という図式が成立するのではないでしょうか。
プレイした感想では、勝ち負けではなく1000円使って時間を潰したという印象を受けました。 ただ、1時間も遊技すればもう充分かなという感じです。
(ゲームセンターの「麻雀格闘倶楽部5」か「雀球」といったところでしょうか)
最近、ゲームセンターに数多くのパチンコ機、パチスロ機が導入されており、稼動も
思いのほか良いように見受けられます。 店舗によって異なりますが、100円で遊べるパチスロなどは、30クレジット~99クレジット(パチスロの場合)、1クレジットがコイン1枚に相当しますので、1枚=3円~1円になります。
私は、めったにゲームセンターには足を運ばないので、何故ゲームセンターで、同じお金を使ってパチスロを打つお客がいるのか不思議でしたが、今回、初めてゲームセンターで遊技してみてなんとなく納得がいきました。
皆さんのお財布が疲弊しているのですね。 今まで、パチスロで勝負していたお客様が、けつの毛まで抜かれて、仕方なしに時間つぶし的に100円玉で遊べるゲーセンに流れているのではないでしょうか。
このような状況の中、下記のようなキャンペーンを業界上げてやっと取り組む動きが出てきました。(行政の指導はありましたが)
射幸性一辺倒の機械から小額で遊べる機械へ。
7号営業と8号営業の境界線が少しずつ曖昧になり始めているこの状況下でホールは、同業他ホール、そして他業種との競争に生き残るために、機械以外での環境創り、店舗ロイヤルティの向上にどう取り組むか、待ったなしの状況になってきました。
「手軽で安く遊べるパチンコ・パチスロキャンペーン」概要発表
「エンジョイパチンコ・パチスロキャンペーン」ということで、業界15団体が集まり、遊びやすい遊技機業界を挙げてアピールを行い、ファン人口の拡大を図ろうという企画概要が決まった。名称も変更され「手軽で安く遊べるパチンコ・パチスロキャンペーン」(仮称)となる予定。同キャンペーンは積極的に遊べる遊技機をPRしていくほか、メーカーの開発から提供価格、ホールの導入までをも勘案。
また主要イベントとして、一般向けの大型展示会を10月21・22日、東京・池袋のコンベンションセンターTOKYOで開催する予定。
5割の頻度で2時間、数千円ライン 低射幸性機の積極的導入に向けた施策立案を警察庁が具体的に踏み込んだ意見指示
4月26日開催、全日遊連理事会において、警察庁生活環境課の鶴代隆造課長補佐は、規則改正後、パチンコの射幸性抑制が遅々として進まない現状に対し「時間が無い」と語り、積極的な低射幸性機の導入に向けた施策を業界が主導するよう強く要請をした。 具体的に「遊べる」とはどういうことかの定義付けを、私見として5割の頻度で2時間、数千円を消費するような機械を積極的に導入し、それら機械の導入割合が高いホールに対して、宣伝効果を高めるものを付与する等メリットを考えてみてはどうか、と踏み込んだ意見を述べた。
投稿者 2875estage : 12:31 | コメント (0) | トラックバック
2006年05月19日
「遊べる遊技場 ①」
「遊べる遊技場 ①」
今後のパチンコ業界の未来予測といいますか、新しい営業スタイル(ギャンブル性から時間消費型遊技へ)での新規顧客開拓をテーマに実際の店舗を視察した感想を少し述べさせてもらいます。
「10円貸しスロット店一考察」
先日都内某所の専門店にて、10円貸しスロットを体験してきました。
当該店舗は、地下1階、地上3階の4フロアー構造で、各フロアーに約30台前後の
機械を配置しております。 ちなみに10円フロアーは、7枚交換(14枚)、それ以外のフロアーは、等価交換というスタイルでした。
入店は16:00ごろで、店舗全体での稼動人数は約40名程度といったところ、目的の10円貸しスロットフロアー(3階でした)の稼動は約10名程度でした。
10円フロアーは、今はやりのバラエティコーナーよろしく約30台30機種構成で(4号機と5号機の混合)、新台もきちんと(俺の空でした)導入されていました。
とりあえず実体験をということで平和の「麻雀物語」の台に座り早速1000円札をサンドに投入。 受け皿に100枚のコインが払い出され、何かとても徳をした気分でした。
感覚的には、ゲームセンターでのコインを借りた感覚に近いような、とりあえず小額の投資金額で遊べて少しギャンブル性も欲しいといった、5000円から10000円程度の予算でという客層がメインターゲットなのでしょうか。
ちなみに私は、2000円でBIGを引き当て、その後RGを含めて順調に5連チャンで1150枚獲得。 果たしてその両替金はというと、8000円(1枚約7円)でした。仮に、等価交換に換算すると11500円になります。 たまたま今回は運よく(勿論7枚交換の設定だから出たという事実はあるとは思いますが。)2000円で出て6000円ほど勝ちましたが、投資金額の上限(わたしの)は、5~6000円までといったところでしょうか。
このチェーン店は、他店でも同様のスタイルをとっており、稼動的にもまずまずといった
ところです。
今回店舗を訪れて感じたのは、店舗側として今後の5号機の否応なしの導入に向けて、今現在は店舗の中で、「大きく勝負型&少し勝負型&時間消費型」という顧客満足を3つのカテゴリーに分けて、それぞれの目的意識を持った客層を同時に店舗に取り込もうという意図を明確に持って営業しているということ。 07年9月の5号機時代を見据えて、いままでの出玉一辺倒での煽り営業での顧客への訴求ポイントをどのように変えていくか、今必死に模索しているんだなと思いました。(勝手な思い込みかもしれませんが)
専門店、多数階層、都心の繁華街であることなどの条件背景はありますので、一概に賛成、反対とはいえませんが、この方法に限らず、今までのやりかたから外れた営業方法をそろそろ真剣に考える時期ではありますね。